京都・大阪・兵庫で緊急事態宣言解除へ
May 21, 2020 20:12 Asia/Tokyo
西村康稔経済再生担当相は21日木曜午前、新型インフルエンザ等有識者会議基本的対処方針等諮問委員会で、京都府、大阪府、兵庫県を緊急事態宣言の対象から除外することについて了承を得たと発表しました。
ロイター通信が21日に東京から報じたところによりますと、同地域の緊急事態宣言解除はこの後、国会への報告を経て、夕方に行われる新型コロナウイルス感染症対策本部で正式に決定されます。
西村康稔経済再生相は21日午前に開かれた諮問委員会で、「京都府、大阪府、兵庫県の緊急事態宣言の解除が妥当と判断し、諮問したい」と述べました。一方で、東京・神奈川・埼玉・千葉の首都圏4都県と北海道は、緊急事態宣言を継続する方針を示しました。
これらの近畿3府県では、直近1週間の感染者報告数が10万人あたり0.5人以下で、医療提供体制、監視体制も十分な体制になっていると総合的に判断されたということです。
委員会ではまた、検査などを巡る状況の変化を踏まえて、PCR検査や抗原検査の役割分担、さらに医療従事者や濃厚接触者へのPCR検査の拡充を求めることについても諮問される予定です。
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