6月 21, 2020 22:26 Asia/Tokyo
  • 河野防衛相
    河野防衛相

日本政府が、新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画を停止します。

イスナー通信によりますと、河野防衛相は21日日曜、配備候補地だった秋田県を訪れ、佐竹敬久知事に経緯を説明、謝罪しています。

日本防衛省によりますと、地上配備型迎撃システムイージス・アショア」の導入費用については、2基で総額6千億円以上となると試算され、このシステムの配備には想定より費用や時間がかかるということです。

河野大臣は「コスト、期間を考えると合理的ではない」とした上で、河野氏は「当面イージス艦で対応を続ける。その後はNSC国家安全保障会議を経て対応を検討したい」としています。

当初の計画では、このシステムはイージス艦と同様のレーダーやミサイルで地上から迎撃する仕組みでアメリカからの調達が予定されていました。

なお、これに先立ち、日本外務省幹部は、「日本の防衛のために日本の防衛省が判断した。日本の国内事情を理由に配備を停止することになる」と表明しています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://urmedium.com/c/japaneseradio

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

 https://soundcloud.com/user-614960283

タグ