日本の専門家チーム、「モーリシャス貨物船座礁 がサンゴの産卵などに影響」(動画)
8月 25, 2020 17:44 Asia/Tokyo
インド洋の島国モーリシャスの沖合で発生した、商船三井の貨物船座礁事故で、日本から派遣されている専門家チームが会見で、「現場に残された船体が海水の汚濁を引き起こしており、サンゴの呼吸や産卵に影響するおそれがあるため、できるだけ早く船体を取り除く必要がある」としました。
NHKによりますと、現地に派遣されている日本の国際緊急援助隊の第2陣が25日火曜午前、オンライン会見にてこのことを明らかにしました。
また、現場海域に広がる貴重なサンゴ礁については「死んだサンゴはみられないが、貨物船の周辺は濁りがひどく、サンゴへのストレスが懸念される」として、現場に残る貨物船の船体の半分が海底のサンゴを削っているために水が濁り、周辺のサンゴの呼吸や産卵に影響するおそれがある。できるだけ早く船体を取り除くとともに、長期的に影響を観察していく必要がある」と表明しています。
さらに、湾の周辺のマングローブ林に油が漂着していることついては「泥状の場所に踏み込むと、地表の油を地中に押し込んでしまい、マングローブや水の底に生息する生物にかえって悪い影響を与えてしまうおそれがある。油の除去には慎重な作業が必要だ」との見方を示しました。
なお、今回の第2陣以降は今のところ日本からの援助隊の派遣は予定されておらず、同団の田代征児団長は「今後は、現地の研究機関と協力し、長期的に援助していきたい」と語っています。
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