奄美沖で、43人乗りの貨物船が遭難、沈没した可能性が浮上
9月 06, 2020 21:46 Asia/Tokyo
奄美大島の西約185キロ沖を航行中だった貨物船「ガルフ・ライブストック1」が台風の影響で遭難し、救助された乗員の証言から沈没した可能性が浮上しています。
ガルフ・ライブストック1は今月2日未明、乗員43人と牛約6000頭をのせて奄美大島の西約185キロ沖を航行中に遭難信号を発信していました。
2日夜に海上保安庁の捜索隊により救助された1等航海士のフィリピン人男性(45)は、「船内で警報が出たため、救命胴衣を着用して海に飛び込んだ」と語っています。
また、「複数あるエンジンのうち1つが止まっており、そこに波が来て船が転覆し、その後沈没した」と証言しています。
なお、この船舶の沈没した時刻や場所などの詳細については明らかにされていません。
現在、海上保安庁の船3隻、航空機5機、潜水士らによる懸命の捜索活動が行われています。
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