宮崎・椎葉村で山崩れ、住宅など流され 4人が行方不明
9月 07, 2020 18:16 Asia/Tokyo
台風10号による豪雨に見舞われた宮崎県椎葉村で、山の斜面が崩落し民家と建設会社の事務所が押し流され、男女4人が行方不明となっています。
NHKによりますと、これらの4人はいずれも建設会社の関係者とされ、警察などが現在捜索中です。
宮崎県北西部の山間部にある椎葉村下福良では山の斜面が崩れ、近くの住宅などが土砂とともに近隣の川に押し流されたとして、7日月曜午前6時ごろ、同村が地元の消防団に通報しました。
椎葉村によりますと、流されたのは建設会社の社長の自宅と事務所で、この場所にいた同社長をはじめ5人のうち、社長の妻と30代の息子、それにベトナム人の技能実習生の男性2人の合わせて4人が行方不明だということです。
社長の男性は7日朝、自力で脱出した際に救助され、病院で手当てを受けており、ろっ骨を折ったということです。
同社長によれば、斜面が崩れたのは6日日曜夜8時ごろで、当時妻は自宅に、また息子とベトナム人の男性2人は事務所にいたとみられ、警察などが4人を捜索しています。
椎葉村では、台風10号の影響による大雨で、今月4日の降り始めから現在までの総雨量が500ミリを超えています。
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