トヨタ、8月世界販売10.6%減 減少幅は縮小傾向
(last modified Tue, 29 Sep 2020 06:18:50 GMT )
9月 29, 2020 15:18 Asia/Tokyo
  • トヨタ自動車
    トヨタ自動車

トヨタ自動車が29日火曜に発表した2020年8月の世界販売(トヨタ車とレクサス車)は前年同月比10.6%減の72万0765台、世界生産は6.7%減の63万4217台でした。

東京からのロイター通信によりますと、トヨタ自動車の世界での販売量は、新型コロナウイルス感染拡大が響いて前年同月を下回りました。

ただ、販売・生産いずれも減少幅は縮小傾向で、特に中国と日本での回復がけん引しています。同社によりますと、回復ペースは想定以上で、9月も堅調に推移しているということです。

減少幅は、世界販売では5月が31.8%減であったものが8月には10.6%減となっており、世界生産では5月の54.4%減が8月には6.7%減で、販売・生産ともに月を追うごとに縮小してきています。

広報担当者は、状況は国によってそれぞれ異なるが、9月も「トータルでグローバルでみて、回復傾向になると想定している」と述べました。

8月の実績を地域別でみると、中国の販売が前年同月比27.2%増、生産が15%増となっています。一方で日本の販売は10.6%減、生産は11.5%減で、コロナの影響で前年割れはしていますが、スポーツ多目的車(SUV)「ハリアー」、小型車「ヤリス」や「ライズ」などの売れ行きが好調で、回復基調にあるとしています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio