日本の五輪メダリスト、ひき逃げで有罪　人気俳優もひき逃げの疑いで逮捕

日本の奈良地方裁判所葛城支部で29日、飲酒運転で事故を起こし、ひき逃げなどの罪に問われた五輪銅メダリストの平岡卓被告の判決があり、懲役２年6カ月、執行猶予４年が言い渡されました。

日本のマスコミが報じたところによりますと、2014年ソチオリンピックのスノーボード男子ハーフパイプで銅メダルを獲得した平岡被告は昨年9月、飲酒運転をして軽自動車に追突、軽自動車が近くにいた人をはねるなどして計6人にけがを負わせ、飲酒運転の発覚を免れるため逃走したなどとしてひき逃げなどの罪に問われていました。

奈良地裁葛城支部は29日の判決では、同被告の行為を身勝手なものだったと指摘し、懲役2年6カ月、執行猶予4年の判決を言い渡しました。

また29日、ひき逃げなどの疑いで人気俳優の伊藤健太郎容疑者が逮捕されとことを、NHKなどの日本のマスコミが報じました。

NHKによりますと、伊藤容疑者は28日、東京都内で乗用車を運転中にオートバイと衝突して2人にけがを負わせ、現場から立ち去ったとして、ひき逃げなどの疑いが持たれています。

NHKが警視庁を引用して伝えたところによると、伊藤容疑者は容疑を認めているということです。

ロシアでは6月初旬、同国の有名な俳優が飲酒運転で事故を起こしました。この事故では1人が死亡しています。事故を起こしたミハイル・エフレモフ被告の裁判はロシアで反響を呼びました。裁判所はエフレモフ被告に懲役8年の実刑判決を言い渡しています。

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