日本イスラム文化センター事務局長が、仏大統領のイスラム侮辱発言を非難
(last modified Tue, 03 Nov 2020 09:56:54 GMT )
11月 03, 2020 18:56 Asia/Tokyo
  • クレイシ・ハールーン宗教法人日本イスラーム文化センター事務局長
    クレイシ・ハールーン宗教法人日本イスラーム文化センター事務局長

クレイシ・ハールーン宗教法人日本イスラーム文化センター事務局長が、マクロン・フランス大統領のイスラム排斥的な発言および、イスラムの預言者ムハンマドを侮辱した風刺漫画への支持を非難しました。

クレイシ事務局長は、「フランスが、預言者ムハンマドを揶揄する風刺漫画の発行を許可していることは容認できない」とし、「日本のイスラム教徒コミュニティは、この現状に怒りを隠せない」と述べています。

また、世界の複数の国でフランスのこうした立場を非難するデモが開催されたことに触れ、「イスラム教徒は、例え一部の人々が日々の礼拝を怠りがちであっても、預言者ムハンマドには敬意を表しており、ましてや預言者への侮辱など許さない」と語りました。

そして、思想や表現の自由を口実とした風刺漫画によるイスラムの預言者への侮辱を非難しています。

フランスの風刺漫画雑誌シャルリー・エブドは先日、預言者ムハンマドを揶揄した内容の風刺画を再び掲載しました。

これに関しマクロン大統領は、フランスはこれからも侮辱的な風刺画の出版を続けていくだろうと述べました。

この侮辱的行為は、イスラム世界からの大規模な非難を浴び、フランス製品ボイコット運動がイスラム諸国で始まっています。

 

 

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