相次ぐ米兵事件で、沖縄県が米軍に抗議
11月 14, 2020 21:50 Asia/Tokyo
-
駐日米軍
アメリカ軍兵士が逮捕される事件が先月から沖縄県内で相次いでいることを受け、県の知事公室長は、13日金曜、キャンプ瑞慶覧を訪れてアメリカ軍に抗議し、綱紀粛正を求めました。
NHKによりますと、沖縄県内では今月8日までの9日間で、アメリカ軍兵士が逮捕される事件が12件発生したほか、12日の夜も沖縄市の県道で、陸軍の兵士が酒を飲んだ状態で車を運転したとして逮捕されています。
沖縄県で基地対策を統括する金城賢知事公室長は13日、沖縄のアメリカ軍の司令部があるキャンプ瑞慶覧を訪れ、海兵隊政務外交部長のニール・オーウェンズ大佐と面会しました。
このなかで金城知事公室長は「基地と隣り合わせの生活を余儀なくされている県民に大きな不安を与えるものであり強い憤りを禁じ得ない」と抗議し、アメリカ軍の綱紀粛正や隊員教育の徹底などを求めました。
これに対しオーウェンズ大佐は、「遺憾であり、県民に深くお詫びを申し上げる。しっかりと隊員教育に取り組む」と答えたということです。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio
https://twitter.com/parstodayj
タグ