ロシアが北方領土へミサイルシステム配備 日本政府は繰り返し抗議
12月 02, 2020 16:05 Asia/Tokyo
ロシア軍東部分管区が1日、地対空ミサイルシステムS-300の訓練を北方領土ではじめて実施したことを発表しました。
ロシアのスプートニク通信によりますと、同国の軍テレビ局は、ミサイルシステムの稼働をエトロフ島で行ったとしました。
日本のNHKは、同システムは中国国境に近いロシア極東のユダヤ自治州に配備されていたものを移動したと見られると報じています。
日本政府は、ロシアによる同地域での軍備強化に対し、この地域に対する日本政府の立場と相いれず受け入れらえないと繰り返し抗議を行っています。
地対空ミサイルシステムS-300は射程が約400キロあり、戦闘機やミサイルを迎撃する機能を有しています。北方領土での同システムの訓練の実施は今回がはじめてとなり、この地域での軍備強化を示すことが狙いと見られています。
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