日産が米中を新ターゲットに設定、欧州販売網を縮小
1月 03, 2021 21:06 Asia/Tokyo
日産モーターは、欧州市場での進出削減という真剣な経営計画に従い、販売の焦点を中国、米国、日本に移しています。
日産はこの計画を、前会長カルロス・ゴーン氏の計画に基づいた同社の急速な発展のプロセスを変更し元に戻すため、比較的短期に結果を求める世界的なターンアラウンド計画として発表しました。
日産は東欧30カ国での販売網の撤退を考えています。一方で、スペインの工場を閉鎖し、そこを製品供給するための倉庫に変えることを計画しています。そして、その事業の焦点をヨーロッパから中国、米国、そして日本へと移しています。
日産は昨年度の営業赤字として、3400億円(32.5億ドル)を計上する見込みです。したがって、今後3年間で営業赤字を3,000円削減して黒字にするためにこれらの計画が実施されます。
日産は2018年にルノーと三菱自動車との間に業務提携合意を締結しましたが、当時の日産会長であったカルロス・ゴーンが、金融商品取引法違反で起訴され、この計画は日の目を見ませんでした。
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