村上春樹氏が、日本の政治家の関係構築力のなさを批判
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著名な日本人作家・村上春樹氏が、日本の政治家はジャーナリストや人々と正しい関係を築けていないと批判しました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
1月 03, 2021 23:48 Asia/Tokyo
  • 村上春樹氏
    村上春樹氏

著名な日本人作家・村上春樹氏が、日本の政治家はジャーナリストや人々と正しい関係を築けていないと批判しました。

71歳になる村上春樹氏は、自身がDJを務めるラジオ番組の2時間特別生放送「村上RADIO 年越しスペシャル~牛坂21~」において、特定の人物名は挙げずに、「日本の政治家たちが効果的な関係を築かずにいる時、対コロナ措置に協力することは、人々にとって非常に危険になる」と語りました。

安倍前首相と、その後を引き継いだ菅首相は、事前に紙に書かれ準備された声明を記者会見で読み上げたことで、批判の対象となりました。彼らは時に、記者の質問に答えるのに、繰り返しの表現を使ってすらいます。

村上氏は、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥氏をゲストに迎えたこの番組の中で、さらに「新型コロナに関連した問題の最も根幹にあるもののひとつは、人々の間に存在する現実に対しての恐れ、怒り、逃避の原因である、将来の不透明さにあるのではないかと疑っている。これが一番大きな危険ではないかと思う」と語りました。

『海辺のカフカ』などの作品で知られる村上氏は続けて、日本の政治家たちに対し、新型コロナウイルスの感染拡大について誠実に対応し、人々が抱える将来への不安や恐れを軽減させるように求めました。

 

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