日本政府が、緊急事態宣言に関西3府県などの追加を検討へ
(last modified Tue, 12 Jan 2021 11:39:13 GMT )
1月 12, 2021 20:39 Asia/Tokyo
  • 右から:京都府の西脇隆俊知事、大阪府の吉村洋文知事、兵庫県の井戸敏三知事
    右から:京都府の西脇隆俊知事、大阪府の吉村洋文知事、兵庫県の井戸敏三知事

日本政府が12日火曜、大阪、京都、兵庫の関西3府県を新型コロナウイルス関連の緊急事態宣言の対象に追加すべく検討を開始しました。

ロイター通信が12日、東京から 西村康稔経済再生相の話として報じたところによりますと、日本政府は13日水曜に専門家らによる基本的対処方針等諮問委員会で意見を聞き、政府のコロナ対策本部で発令を決定する見通しだということです。

大阪府、京都府、兵庫県はすでに今月9日、新型インフルエンザ等特別措置法に基づく緊急事態宣言の発令を政府に要請していました。

菅義偉首相は12日の政府与党連絡会議で、これらの3府県を念頭に「感染が拡大している地域の緊急事態宣言追加の検討に入る」と語りました。

また、愛知県と岐阜県もこの日、政府に緊急事態宣言の発令を要請することを決定しています。

さらに、共同通信によりますと、栃木県の福田富一知事も緊急事態宣言の対象地域に同県を追加するよう要請したということです。

加藤勝信官房長官はこの日、緊急事態宣言の対象を全国に拡大するかどうかを問われ、感染状況を見極めて判断していく考えを示しました。

 

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