2月 17, 2021 20:41 Asia/Tokyo
  • 自民党総務会、女性議員をオブザーバー参加へ
    自民党総務会、女性議員をオブザーバー参加へ

日本自民党が、辞任した東京オリンピック委員長の森喜朗氏の発言をめぐる論争を受け、自民党総務会に女性議員をオブザーバー参加させようとしています。

ロイター通信によりますと、自民党の二階幹事長は16日火曜、記者会見し、党の総務会などの重要会合に、毎回5人程度の女性議員を参加させる方針を示しています。

 二階氏は「(幹部間で)どういう議論がなされているか、十分了解いただくことが大事だ」と述べました。

出席を想定している会議は、党としての方針を機関決定する総務会や、党幹部らが情報共有を図る役員連絡会などとされています。

ただし、党幹部らによりますと、オブザーバーとして出席する女性議員には発言権はなく、あくまで「見学」にとどまる見通しだということです。

東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)は今月12日、女性について「不適切」と本人も認めた発言をめぐり国内外で批判されたことを受け辞任を表明しました。

森氏の発言は日本社会に依然として性的差別が根強く残っており、同国の順位付けが先進国中でも低く留まっていることを示す1つの指標とされています。

 

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