米国が尖閣諸島問題で日本を支持、中国をけん制
2月 24, 2021 17:36 Asia/Tokyo
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尖閣諸島
米国防総省のカービー報道官が、尖閣諸島問題に関して中国をけん制しました。
今月21日、尖閣諸島沖合で中国海警局の船2隻が日本の領海に侵入しており、これは先月以来9回目のことです。
NHKによりますと、カービー報道官は23日火曜、沖縄県・尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が日本の領海への侵入を繰り返していることに関して、「誤算や物理的な損害にもつながるおそれがある」と述べ、中国をけん制しています。
また同日、記者会見で「誤算や物理的な損害にもつながるおそれがある。中国に対して海警局の船を使った行動をやめるよう求める」と述べるとともに、「日本を支持する」と強調しました。
中国では、同国全人代常務委員会により先月採択された、外国船に対する武力行使を海警局に認める「海警法」が、今月1日から施行されています。
尖閣諸島をめぐる日本と中国の領有権争いは、私有地だった尖閣諸島を日本政府が2012年9月に購入して国有化した後悪化し、中国では大規模な反日デモが発生したほか、中国船が尖閣諸島周辺を常に航行しており、定期的に周辺水域に侵入するという事態に発展しています。
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