菅首相、首都圏の緊急事態解除「最後は総理として自分が判断」
3月 01, 2021 20:38 Asia/Tokyo
菅義偉首相が、首都圏1都3県の緊急事態宣言の最終的な解除判断に関して、「専門家の意見を聞いた上で、最後は私が内閣総理大臣として判断する」と語りました。
ロイター通信が1日月曜、東京から報じたところによりますと、菅首相は1日月曜の衆院予算委員会で、今月7日が期限満了となっている首都圏1都3県の緊急事態宣言の最終的な解除判断の方法について、辻元清美委員(立民)に答弁し、「今の時点で明言することは控えるが、そんな直近であってはならないと思う」しています。
また、この問題に関して、「国のルールで決まっており、専門家の意見を聞いた上で最後は私が内閣総理大臣として判断する」と述べました。
辻元氏は、最終的な解除有無を決める今回の判断は、東京五輪・パラリンピックの開催判断の影響があり、「総理の進退もかかるぐらいの判断だ」と指摘しました。
また、解除後に新型コロナウイルスの感染者が再拡大し「こんなことは想像しませんでした、は通用しない。解除後、第4波が来て緊急事態宣言を出すような事態になったら、総理の政策の失敗になる」と述べています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj