長野・乗鞍岳で雪崩により数人が負傷、1人意識不明
3月 14, 2021 19:37 Asia/Tokyo
長野県松本市の乗鞍岳で雪崩が発生し、救助された人のうち男性1人が意識不明になっているほか、数人が負傷しました。
NHKが松本広域消防局の話として報じたところによりますと、長野県松本市の乗鞍岳で14日日曜午前10時頃、標高約2400メートル地点。幅200メートル、長さ300メートルにわたり雪崩が発生しました。
現地警察の話では、救助された人のうち男性1人が意識不明になっているほか、数人が負傷しているということです。
長野地上気象台は、乗鞍岳付近で13日土曜に30センチ以上のまとまった雪が降り積もったため、雪崩の危険性があったことから14日、乗鞍岳高地地域に雪崩注意報を発令していました。
岐阜県の飛騨乗鞍観光協会のHPによりますと、乗鞍岳は来たアルプスの南端、長野県と岐阜県の県境に位置し、標高3000メートル余りの剣ヶ峰など23の峰が連なっていることから、登山の初心者から上級者まで楽しめる山として人気があるということです。
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