ルネサス工場、火災からの生産回復に3ヵ月以上　世界自動車生産160万台減少の試算も

3月 31, 2021 19:31 Asia/Tokyo

大手半導体メーカー・ルネサスエレクトロニクスは30日、今月19日に火災が起きた茨城県ひたちなか市の工場について、停止している自動車向けの半導体などの生産が再開され出荷が火災前の水準に戻るには、3カ月以上かかるとの見通しを明らかにしました。

日本経済新聞は31日、日本のトヨタ自動車や日産自動車が減産の検討に入ったと報じたほか、この火災の影響で、2021年4～6月期の世界自動車生産が160万台減少するとの試算もあるとしました。

日本の梶山弘志経済産業相は30日、ルネサスエレクトロニクスの工場が火災により生産を停止している状況を受け、台湾のメーカーに半導体の代替生産を要請したことを明らかにしました。

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