東京で、さらなる別型のコロナ変異ウイルスが検出
4月 03, 2021 18:37 Asia/Tokyo
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東京でのコロナ
東京都文京区の東京医科歯科大学付属病院が、新型コロナの全感染者への検査の結果、3分の1の患者から英国や南アフリカなどで広がったものとは違うタイプの変異ウイルスが確認されたことを明らかにしました。
NHKによりますと、同大学の話では、先月末までの2ヶ月間に検査対象となった36人のうち、3分の1にあたる12人から「E484K」と呼ばれる変異ウイルスが検出されたということです。
また、予防措置が緩和されたことで多くの人々が感染し、その結果規制が導入された後に、指数関数的増加がスーパー増殖の個別のケースに変わったことが判明しました。
研究者らはさらに、このタイプは免疫やワクチンの効果が低下するおそれがあると指摘されており、変異ウイルスが従来のタイプから置き換わっている可能性がある、との見方を示しています。
なお、厚生労働省の発表によりますと、今月2日時点で日本国内の新型コロナウイルス感染者は47万7458例、死亡9185人となっているほか、入院治療などを要する者は2万216人、退院又は療養解除となった者は44万7715人とされています。
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