大坂なおみ選手、マドリードOPで日本人対決制し初戦突破
May 01, 2021 17:48 Asia/Tokyo
スペインで行われているテニスのマドリード・オープンで30日、女子シングルス1回戦において大会第2シードの大坂なおみ選手が、土居美咲選手との日本人対決を7-5、6-2で制して2回戦進出を決めました。
フランス通信によりますと、クレーコートでの初優勝を目指す大坂選手は、序盤にサービスゲームを破られる展開から立て直すと、逆に5回のブレークを奪い、最後はこの日6本目のエースで試合を決めて87分で快勝しました。
大坂選手は試合後、他の日本人との対戦について「余計な重圧をたくさん感じるのは確か」と話し、「彼女(土居選手)は私との試合で普段以上のプレーをすると感じるし、いつも予想が難しい。だから自分の感情をコントロールするのも少し大変」と続けました。
それでも世界79位の土居選手に対して3戦全勝とした大坂選手は、2回戦ではチェコのカロリーナ・ムチョバ選手と対戦します。
その他の試合は、2016年と2017年の大会覇者で第3シードのシモナ・ハレプ選手(ルーマニア)が6-0、7-5でサラ・ソリベストルモ選手(スペイン)に勝利、第5シードのアリーナ・サバレンカ選手(ベラルーシ)が6-1、6-2でベラ・ズボナレワ選手(ロシア)に快勝しマドリード・オープンで初の初戦突破、第6シードのカロリーナ・プリスコバ選手(チェコ)がフルセットの末、新鋭コリ・ガウフ選手(米国)を5-7、6-3、6-2で退ける結果となりました。
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