郵船クルーズが、客船「飛鳥II」の乗船客のコロナ感染により航海を中止
May 01, 2021 19:30 Asia/Tokyo
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									飛鳥II  
客船運航会社の郵船クルーズが30日金曜、「飛鳥II」の乗客1人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したことを明らかにしました。
ロイター通信が30日、東京から報じたところによりますと、飛鳥IIは航海を中止し、神奈川県の横浜港へ向かっており、最速で5月1日の昼過ぎに到着する予定です。
同船には、乗客295人・乗組員425人の計720人が乗船しており、先月29日に横浜港を出発し、青森県や北海道を巡り、5月5日に横浜へ帰港する予定になっていました。
郵船クルーズによりますと、乗船前のPCR検査で全員が陰性であることを確認したものの、緊急事態宣言の発令など感染が拡大していることを受けて、緊急で当日の受付時にも検査を実施したところ、出港後の30日午後に1人の陽性結果が判明したということです。
なお、報告した保健所からは、同室者1名以外の濃厚接触者はないとの見解を得ており、陽性が確認された乗客の体調は安定し、隔離療養しています。
乗船客の下船などは、今後、保健所の指示に従って行われる見込みです。
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