韓国の要人らが、日本の処理水海洋放出に対抗姿勢
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日本の処理水海洋放出
韓国の複数の要人らが、日本政府による処理水の海洋放出決定について、強い対抗姿勢を示しています。
韓国・ヨンハプ通信がソウルから報じたところによりますと、キム・ブギョム首相候補は6日木曜に開かれた国会の人事聴聞会で、日本政府が東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出を決定したことについて、「隣国に被害を与えるだけでなく地球全体を汚染するとんでもない行為」とし、「韓国政府は国民の生命と漁業関係者の生計を守るために徹底的に検査を続け、安全性を保障しなければならないと考える。太平洋沿岸の周辺国との協力を通じ、(日本政府に)圧力を加え続けていく」と語りました。
また、日本政府を国際海洋法裁判所に提訴する案については、「最終段階まで行けるかという問題とは別に、国際的な注意喚起の努力を続けなければならない」と指摘しました。
さらに、韓国次期大統領選レースで与党支持率トップのイ・ジェミョン京畿道知事は同日、日本政府と福島県知事に今回の決定に抗議する書簡を送り、「福島汚染水の海洋放出決定を直ちに撤回することを強く要求する」と表明するとともに、「福島汚染水の放出計画を最後まで貫けば、自然と人類は取り返しのつかない被害を受けることになる」とし、「その責任は全面的に日本が負うべきだ」と主張しています。
イ氏はまた、米国のハワイ州やカリフォルニア州など太平洋沿岸12カ国の25の地方政府にも書簡を送り、日本の海洋放出決定への共同対応を提案しました。
ほかにも、韓国の広報活動などに取り組む誠信女子大のソ・ギョンドク教授は6日、処理水の海洋放出を巡る日本の麻生太郎副総理・財務相に抗議するポスターを作製し、交流サイト(SNS)で配布することを明らかにしています。
このポスターには、水の入ったグラスを手にして正面を見据える麻生氏の写真のそばに「YOU DRINK FIRST(まずあなたが飲んでみて)」との文言が入っており、英語と韓国語、スペイン語、中国語、日本語の5言語で作製される予定です。
ソ氏は「(麻生氏は)汚染水を飲んでも問題ないと言ったが、それならまず手本を見せてほしい。日本政府は一日も早く汚染水の放出決定を撤回し、地球の環境保護に助力してほしい」と主張しました。
同氏はさらに、福島第一原発の汚染水の問題点を伝える英語の映像も制作し、配布する予定です。
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