仏海軍の艦艇2隻が沖縄のビーチに停泊 中国へのけん制か
May 08, 2021 19:21 Asia/Tokyo
沖縄県うるま市勝連の米軍ホワイトビーチの沖合で5日、仏海軍の強襲揚陸艦「トネール」とフリゲート艦「シュルクーフ」が停泊しているのが確認されました。
沖縄タイムスによりますと、同ビーチを監視する市民は「フランス海軍の船が来るのはかなり珍しい」と話しています。
防衛省によれば、両艦は北朝鮮が制裁逃れのため海上で積み荷を移し替える「瀬取り」などの違法な海上活動を警戒監視する目的で派遣されており、仏海軍の派遣は2019年以降3回目ということです。
また、海上自衛隊は5日、海自補給艦「ましゅう」が「シュルクーフ」と沖縄周辺で4日に燃料補給を訓練したと発表しました。
日米仏は2月にも九州西方で同様の訓練をしており、基地を監視する市民団体リムピースの頼和太郎編集長は「中国に対し、東シナ海で存在感を示す意味合いもあるのでは」と話しました。
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