大坂選手、「東京五輪を開催すべきか確信持てない」
(last modified Tue, 11 May 2021 10:14:00 GMT )
May 11, 2021 19:14 Asia/Tokyo
  • 女子テニスの大坂なおみ選手
    女子テニスの大坂なおみ選手

女子テニスの大坂なおみ選手が10日、開幕まで3か月を切った東京五輪を、新型コロナウイルスの感染拡大が続く地で開催することに「確信が持てない」とコメントしました。

フランス通信によりますと、東京や一部地域で緊急事態宣言が7日に延長されており、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によってすでに1年延期になっている五輪ですが、国民からの中止を求める圧力は強まっています。

全米オープンと全豪オープンの現女王である大坂選手は、パンデミックの真っただ中で五輪を開催するのは正しいかと英BBCに問われると、「率直に言って、まったく確信が持てない」と答えました。

イタリア国際に出場する四大大会(グランドスラム)通算4勝の大坂選手は、「私はアスリートで、当然ながら真っ先に頭に浮かぶのは五輪でプレーしたいということ」と話しました。

また、「でも人として考えたとき、私たちはパンデミックの中にいるとしか言いようがない。もし人々が健康でないのであれば、もし彼らが安全を感じないのであれば、そのときは非常に大きな懸念があることに間違いない」としました。

五輪が開催される場合、200の国と地域から1万人以上のアスリートが東京に集結します。無観客を含め国内の観客数の上限は6月に決定される見通しで、無観客での開催について大坂選手は、「五輪に出たことがないので比較する対象を持ち合わせていない」と答えています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio

タグ