菅首相、「安心安全な大会開催は可能」
(last modified Sat, 15 May 2021 05:42:07 GMT )
May 15, 2021 14:42 Asia/Tokyo

菅義偉首相が、新型コロナウイルス感染拡大が続く中での東京五輪・パラリンピックについて「安心安全な大会の開催は可能」との立場を強調しました。

菅首相は14日夜の記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大が続く中での東京五輪・パラリンピックについて、開催可能な医療体制の判断基準を設けるか否かについては言及しませんでした。

その上で、「まずは感染拡大を食い止め、国民の命と健康を守ることが最優先だ」と主張し、「国民の命や健康を守り、安全安心の大会を実現することは可能と考えている」と述べたにとどまっています。

一方で、選手らが感染した場合の専用病床確保に関しても、首相は「地域医療に支障をきたさないように確保できるよう調整している」とし、「医療機関や潜在看護師に協力を要請している」としました。

さらに、緊急事態宣言の発令後、地方に感染が拡大している現状認識に関する質疑に対しては、「新規感染者数が大阪では減少、東京はほぼ横ばいと認識している」として、一定の効果が出ているとの見解を示しています。

 

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