6月 03, 2021 19:30 Asia/Tokyo
  • 東京五輪
    東京五輪

開幕まで50日となった東京五輪の運営に携わる大会ボランティアについて、大会組織委員会は2日水曜の時点で約8万人のうち約1万人が辞退したことを明らかにしました。

日本の報道各社によりますと、組織委員会は、大会の競技会場や選手村などで運営に携わる「フィールドキャスト」と呼ばれる大会ボランティア約8万人を採用していました。

しかし、今年2月の森善郎前会長の女性蔑視発言をきっかけに約1000人が辞退した上、3月には海外客の受け入れ見送りが決定し、来日予定だった約2300人も一部の専門人材を除いて参加が見込めない状態となっていました。

その後も、新型コロナウイルスへの懸念や引越しなど環境の変化を背景に、辞退者の数が1日までに約1万人に及んでいることが判明しています。

これについて組織委員会の武藤事務総長は「運営に問題はない」とし、「オリンピックとパラリンピック両方で活動してもらうなどの対応を取る」との方針を示しています。

組織委員会の話では、ボランティアを含め国内から東京大会に参加する関係者はオリンピックで約19万人、パラリンピックで約11万人で延べ30万人に上り、このうち警備や輸送などに当たるスタッフは延べ19万人、組織委員会の職員が延べ1万4000人となっているということです。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio

タグ