6月 05, 2021 20:08 Asia/Tokyo
  • ロシアのウラジーミル・プーチン大統領
    ロシアのウラジーミル・プーチン大統領

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、ロシアでの憲法改正は、日本との平和条約交渉の停止を意味するものではないと述べました。

ロシアのスプートニク通信によりますと、プーチン大統領は、3日から開催されている「サンクトペテルブルク国際経済フォーラム」の枠内で行われた国際報道機関との会談で、「1956年以来、(日本が北方領土としている)南クリル諸島にまつわる日本の立場は非常に頻繁に変化してきた。そして、日本の発意によって、我々はクリル諸島についての交渉を止めてしまった。その後、日本側の要望で、2島にまつわる交渉を再開した。そして、再び日本の立場が変わり、4島にまつわる交渉となった」と述べました。

プーチン氏は、4島引き渡しについてロシアは一度も同意したことはないと強調しました。

また、プーチン氏は「確かに憲法は改正された。我々はこれを考慮しなければならないが、日本との平和条約に関する交渉を停止しなければならないとは思わない」と述べました。

プーチン氏によれば、この問題には安全保障の問題を含む多くのデリケートな問題があるということです。

ロシアの領土の割譲禁止を盛り込んだロシア憲法改正は、2020年7月に成立しました。

 

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