東京五輪準備でIOCのコーツ副会長が来日 JOC前では抗議デモも
6月 15, 2021 20:55 Asia/Tokyo
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IOC国際オリンピック委員会で大会の準備状況を監督する調整委員会のジョン・コーツ委員長
IOC国際オリンピック委員会で大会の準備状況を監督する調整委員会のジョン・コーツ委員長(兼IOC副会長)が15日、日本に到着した。
NHKが報じたところによりますと、コーツ委員長は15日早朝、羽田空港に到着しました。出迎えた記者によると、コーツ氏はメディアの質問に答えずに東京都内のホテルへ向かう車に乗り込んだということです。
コーツ氏は3日間の隔離期間を経たあと、新型コロナウイルス感染拡大防止の行動規則に従いながら、五輪に向けて現場での最終的な準備に当たることになります。
コーツ氏は5月の記者会見で、緊急事態宣言が出されていても東京大会は開催できるという考えを示して波紋を広げており、今回どのようなメッセージを発信するかも注目されています。
IOCのトーマス・バッハ会長は、大会の開幕に合わせて7月中旬に来日する考えを明らかにしています。
一方、前日の14日には、東京五輪・パラ開催に反対するデモが東京都内のJOC日本オリンピック委員会などが入るビルの前で行われた。
抗議には雨の中約30人が参加し、「五輪はいらない」「コーツは来るな」などとシュプレヒコールを上げたほか、「医療、ワクチン、税金を五輪に使うな」などと書かれたボードを掲げました。参加した女性は「安心、安全と言いながら、説明が皆無。時間がたてば諦めるだろうとばかにされている」と憤りを見せました。
また、札幌市の大通公園で芝生が除去されたことなどを挙げ「五輪災害が広がっている」などと主張しました。
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