菅原元経産相に略式命令 罰金40万円 公民権停止3年
(last modified Mon, 21 Jun 2021 07:38:43 GMT )
6月 21, 2021 16:38 Asia/Tokyo
  • た菅原一秀元経済産業大臣
    た菅原一秀元経済産業大臣

香典や地元の行事に参加した際の祝儀など合わせておよそ80万円分の違法な寄付をしていたとして、公職選挙法違反の罪で略式起訴された菅原一秀元経済産業大臣に対し、東京簡易裁判所は今月16日付けで、罰金40万円と公民権の停止3年とする略式命令を出しました。

NHKによりますと、関係者の話として、罰金額、公民権の停止期間とも検察側の求刑通りということです。公選法は罰金刑が確定した場合、公民権停止の期間を原則5年と規定していますが、検察側は菅原氏が議員辞職したことなどを考慮して期間を短縮して求刑し、簡裁もこれを相当と判断した形です。

東京地検特捜部は昨年6月、菅原氏による約30万円相当の寄付を違法とした上で不起訴(起訴猶予)処分としましたが、ことし年2月に東京第4検察審査会から「起訴相当」との議決を受けて再捜査し、寄付額を約50万円積み増して今月8日に略式起訴しました。

菅原氏が罰金を納付し有罪が確定すれば、3年間はすべての選挙に立候補できなくなります。

菅原氏は今月1日に議員辞職願を提出し、3日に許可されています。今回の略式命令をうけて「真摯に受け止め、改めて深く反省し、今後精進を重ねる」とのコメントを出しました。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio