菅首相が、五輪無観客の可能性を再度示唆
7月 01, 2021 19:51 Asia/Tokyo
菅首相が1日、東京五輪・パラリンピックについて、緊急事態宣言が発動される場合などは「無観客があり得ると明言している」と述べました。
ロイター通信によりますと、菅首相は、新型コロナウイルスの新規感染者数が明確に増加している東京都などの感染状況について、「緊張感を持ち、また警戒感の中でしっかり対応したい」と述べました。
また、11日に期限を迎える東京などのまん延防止措置の取り扱いについて「緊急事態宣言、あるいはまん延防止について、全体の様子をみるなかで決定したい」としました。
首相は、公明党の山口那津男代表による、五輪は無観客も視野に入れた対策が必要との発言に関連し、「先般、緊急事態宣言での観客について質問され、そのようなときに無観客もあり得ると明言している」と述べました。
五輪の観客判断時期については、「まん延防止を継続するか取りやめるか、あるいは緊急事態宣言(を発動する)か、来週決める必要がある。そこで(イベント観客規制の)方向性を示して、あとは5者協議の中で(五輪観客についてが)決まる」と説明しました。
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