インドネシア在住日本人がコロナ感染、10日間で5人死亡
7月 06, 2021 19:50 Asia/Tokyo
インドネシアでは新型コロナウイルスの感染状況が急速に悪化しており、5日月曜までの10日間で現地在住の日本人5人が相次いで感染して亡くなっていたことが分かりました。
NHKによりますと、インドネシアではインドで最初に確認された変異ウイルス「デルタ株」が広がるなどして6日火曜、新たに3万1189人の新規感染と728人の死亡が確認され、いずれも過去最多となりました。
ジャカルタにある日本大使館によりますと、6月26日から7月5日までの10日間で現地在住の日本人5人が相次いで感染して亡くなっていたことが分かりました。
亡くなったのは、日系企業の駐在員や現地で長く生活している人たちで、40代の人も含まれているということです。
日本大使館が初めて現地在住の日本人の死亡を確認した去年12月以降では、この5人を含めて合わせて10人が死亡しています。
インドネシアで駐在員とその家族の医療支援をしている看護師の久津沢りかさんは、「かなり具合が悪い人でも胸部のCT検査や血液の検査ができず、自宅療養しなければならない状態になっていて、入院できないことで亡くなっている方もいる。これだけ感染者が一気に増えると病院は対応できない」と話しています。
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