愛知県警がウソの「仮想通貨」投資話で4人を逮捕 被害総額60億円以上か
7月 12, 2021 18:46 Asia/Tokyo
人工知能(AI)を使用した仮想通貨の取引に出資すれば高い配当金を得られるなどと、虚偽の投資話を持ちかけて現金をだまし取ったとして、投資事業の運営者ら4人が愛知県警に逮捕されました。
12日月曜、愛知県警は投資事業「OZプロジェクト」を運営していた会社役員の石田祥司容疑者(59)ら計4人を逮捕しました。
日本の報道各社によりますと、石田容疑者らは2017年、複数の仮想通貨の取引に出資すれば4か月後に2.5倍にするなどと虚偽の投資話を持ちかけ、これまでに日本全国の1万人以上から約60億円を集めていたとされています。
同社は全国各地でセミナーを開き、「人工知能(AI)導入の自動トレードシステムで運用し、4か月後にはビットコインや自社独自の『OZポイント』で支払う」などと説明していた。口コミや知人の紹介などで出資者が増加していったとみられますが、このようなシステムなどは実在していなかったということです。
現在、警察は同社が日本全国の出資者約1万5000人から約65億円をだまし取ったとみて、捜査を進めています。
また、一部の出資者は損害賠償を請求するため、東京や名古屋で既に民事訴訟を起こしています。
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