全国知事会、夏の帰省・旅行の中止を要請

8月 02, 2021 18:56 Asia/Tokyo

全国知事会は１日日曜、新型コロナウイルス対策に関する国への緊急提言を大筋でまとめました。

提言では、「全国の多くの地域で『感染爆発』と言って過言でない状況」と指摘。感染力の強いデルタ株の全国的な拡散を防ぐため、都道府県をまたぐ旅行や帰省の原則中止や自粛を求め、移動がやむをえない場合でも時期を分散し、事前にＰＣＲ検査を受けるなどの対応を訴えました。

また、政府には「国民に危機感を伝え行動変容を促す強いメッセージを発出すること」を求めました。

こうした中、埼玉、千葉、神奈川の首都圏３県と大阪府は２日月曜、緊急事態宣言の期間に入りました。東京都と沖縄県は宣言期限を延長。北海道など５道府県にはまん延防止等重点措置が適用されました。いずれも期間は今月３１日までです。

また、国内新規感染者は１日、４日連続で１万人を超えました。

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