日本のコロナワクチン2回接種の高齢者、感染後の死亡率は未接種者の5分の1
8月 12, 2021 19:41 Asia/Tokyo
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日本のコロナワクチン
日本の厚生労働省は、新型コロナウイルスワクチンの2回接種を終えた65歳以上の高齢者が、未接種の高齢者と比べて新型コロナ感染による死亡率が5分の1になっていることを明らかにしました。
NHKによりますと、同省は感染者の情報を管理するシステム「ハーシス」のデータを元に、2021年6月に感染した高齢者のワクチン接種回数、死亡者数や死亡率を調査しました。
その結果、65歳以上の感染者で未接種だった高齢者の死亡率は4.31%となった一方で、65歳以上の感染者で1回接種の死亡率は3.03%、2回接種は0.89%という結果が出たことから、2回接種の高齢者の死亡率は、未接種の約5分の1になっていることが判明しています。
この調査結果について、国立感染症研究所長の脇田隆字座長は、「ワクチン接種には死亡率を抑える効果がある。しかし、データがまだ少ないため症例を積み重ね、ワクチンの効果をさらに判断する必要がある」とコメントしています。
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