菅首相、抗体カクテル療法の現場を視察
8月 16, 2021 19:45 Asia/Tokyo
菅首相は16日月曜、新型コロナウイルス対策として新たに承認された「抗体カクテル療法」が行われている都内の宿泊療養施設を視察しました。
共同通信によりますと、首相が訪れたのは東京都港区の品川プリンスホテル内の療養施設で、2種類の抗体医薬品を点滴で投与する抗体カクテル療法が行われています。
菅首相は視察後の記者会見で、「軽症や中等症の方が重症化するのを70%防ぐと言われている。これからも極めて対策として大事だ」とし、「全国の病院で、まず4000人に投与したところ、多くの方が回復し、かなり効果があるという報告も受けている。一刻も早く、この薬を多くの皆様に届けたい」と述べました。
また、「政府として、薬の量は十分に確保している。全国に拠点を整備する中で、重症化を何としても防いでいきたい」とも述べました。
首相に同行した東京都の小池知事も、「宿泊療養施設でも『抗体カクテル』が活用でき、重症化を防ぐことができれば大きな武器になり得る」と述べました。
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