日本で、異物混入のワクチン対象ロットで2件の死亡例が報告(動画)
8月 28, 2021 18:27 Asia/Tokyo
日本の厚生労働省が、米モデルナ製の新型コロナワクチンに異物が混入されていた問題で、関連する対象ロットの接種後に2件の死亡例が報告されたことを明らかにしました。
共同通信が28日土曜、厚労省の発表として報じたところによりますと、異物混入に関連して「Lot 3004667」、「Lot 3004734」、「Lot 3004956」の3ロットについては使用が見合わせとなっています。
この3つのロットは同じ時期に同じ設備で製造されたもので、「Lot 3004667」は異物の混入が認められ、残り2つは異物混入の報告はなされていません。
今回2件の死亡例が報告されたのは、異物の混入が報告されていない「Lot 3004734」を使用した接種でした。
同省はこの発表について、「使用見合わせの対象ロットで複数の死亡の報告を受けたことから、ワクチン接種との関係は不明ですが、副反応疑い報告制度の透明性の向上等のため、公表することとしたものです」と説明しています。
同省は、今後ワクチン接種との因果関係の評価や検討を行い、接種の安全性を評価すると発表しています。
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