沖縄で、別番号のモデルナ・ワクチンから異物発見
8月 29, 2021 14:54 Asia/Tokyo
沖縄県が設置してる新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターで、国が使用を見合わせているロット番号とは異なる番号の米モデルナ製ワクチンからも異物が見つかったため、県はこの会場での接種の見合わせを決定しました。
NHKが沖縄県の報告として報じたところによりますと、沖縄県はワクチンに異物が相次いで見つかったため、接種を途中で中止し、この会場での29日日曜の接種も見合わせることにしています。
那覇市内に設置している県の大規模接種センターで、28日土曜午後3時ごろ、薬剤師が、モデルナの新型コロナウイルスワクチンを入れた1本の注射器の中に黒い異物があるのを見つけました。
その後もワクチンの瓶1つと、ほかの注射器1本からそれぞれ黒い異物が、さらに別の注射器1本からは半透明のピンク色の異物が見つかっています。
これらはいずれも同じロット番号のワクチンですが、厚生労働省が異物の混入で既に使用を見合わせている3つのロット番号とは異なる番号だということです。
今後、国内でモデルナのワクチンの供給を手がける武田薬品工業が分析し、製造工程での異物混入の疑いなどを検証した上で、厚生労働省と対応を協議する見通しです。
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