那覇地裁、強制性交未遂の米軍属に懲役4年の実刑判決
(last modified Mon, 18 Oct 2021 13:42:58 GMT )
10月 18, 2021 22:42 Asia/Tokyo
  • 沖縄警察
    沖縄警察

今年4月、沖縄県内の路上で面識のない女性に性的暴行をしようとしたとして。強制性交未遂などの罪に問われた米軍属の男に対して、那覇地方裁判所は懲役4年の実刑判決を言い渡しました。

NHKによりますと、米空軍の軍属、ルシェーン・マッコイ被告(26)は去年8月、沖縄市の路上でひったくり事件を起こし、さらに今年4月には、人気のない路上を歩いていた30代の女性に性的暴行をしようとした罪などに問われました。

検察が懲役5年6か月を求刑した一方、弁護側は「被害者に金銭的弁償を行っている」などとして、執行猶予の付いた判決を求めていました。

18日の判決で那覇地方裁判所の大橋弘治裁判長は、「犯行態様は卑劣で、被害者の恐怖感や精神的苦痛は相当大きく、その処罰感情が厳しいのも当然だ」と指摘しました。

その上で「被告は犯行に及んだことを認めているが、その反省は表面的でみずからの行為に真摯に向き合っているとはいい難い」として、執行猶予の求めを退け、懲役4年の実刑判決を言い渡しました。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio