米裁判所が日本出版社の申し立てを認め、漫画海賊版サイトの情報開示命令
11月 15, 2021 20:22 Asia/Tokyo
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日本国内最大規模とされる漫画海賊版サイト「漫画BANK」
日本国内最大規模とされる漫画海賊版サイト「漫画BANK」について、米国の裁判所が運営者の氏名や住所などの情報を明らかにするよう、開示命令を出しました。
NHKによりますと、「漫画BANK」には単行本や雑誌のページが無断で掲載されており著作権侵害にあたるとして、集英社など日本の国内大手出版4社は、これまでサイト運営者の特定のため協議を進めてきました。
今年に入ってから集英社が2度にわたり、米国の裁判所に運営者の氏名や住所、電話番号、IPアドレスなどの情報開示を要求していましたが、これに対しアメリカの裁判所は今月12日付でグーグルなどに対し開示命令を出しています。
同サイトは今月4日に閉鎖されているのが確認されたものの、集英社や大手出版社4社は開示される情報をもとに、運営者の刑事告訴や損害賠償請求など法的措置を進める方針です。
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