日本で、覚醒剤練り込み木炭密輸容疑のブラジル人ら5人逮捕
11月 25, 2021 15:15 Asia/Tokyo
警視庁などが、国内で覚せい剤が練りこまれた木炭の受け取りに関わったとして、ブラジル人とベトナム人、合わせて5人を麻薬特例法違反の疑いで逮捕しました。
NHKが25日木曜、報じたところによりますと、トルコから東京のふ頭に到着した貨物船に、覚醒剤が練り込まれた木炭およそ24トンが積み込まれているのが見つかり、警視庁などは国内で木炭の受け取りに関わったとして、ブラジル人とベトナム人、合わせて5人を、同日までに麻薬特例法違反の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、ブラジル国籍で静岡県湖西市の職業不詳、エライ・エウソン・マサオ容疑者らブラジル人4人とベトナム人1人の合わせて5人です。
これらの5人は調べに対し、「覚醒剤とは知らなかった」などと、いずれも容疑を否認しているということです。
警視庁などによりますと先月、トルコから東京大田区のふ頭に到着した貨物船の積み荷の検査で見つかった木炭およそ24トンに関して、輸入者が個人名になっていたことから成分などを詳しく調べた結果、木炭に覚醒剤が練り込まれていることが判明しました。
こうした手口による覚醒剤密輸の摘発は全国で初めてだということで、警視庁などは国際的な密輸組織が関わっているとみて入手ルートなどを詳しく調べています。
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