松野官房長官、外交的ボイコット発言への日本の対応について「何も決まっていない」
12月 07, 2021 16:27 Asia/Tokyo
松野官房長官が、北京冬季五輪大会への外交的ボイコットをめぐるアメリカの発表への日本の対応について、「現時点では何も決まっていない」と語りました。
松野官房長官は7日火曜、閣議のあとの記者会見でまず「アメリカ政府の発表については承知しているが、北京冬季大会への各国の対応について、コメントすることは差し控えたい」と述べています。
そのうえで「外交的ボイコットが具体的に何を意味するのかが必ずしも明らかではないところではあるが、日本政府の対応については、今後、適切な時期に諸般の事情を総合的に勘案してみずから判断するものであり、現時点で何ら決まっていることはない。いずれにせよわが国としては、北京冬季大会がオリンピック・パラリンピックの理念にのっとり、平和の祭典として開催されることを期待する」と述べました。
そして、「アメリカから同調するような要請はあったのか」との記者団からの質疑に対しては、「日米間では日頃よりさまざまな分野について緊密に連携をしているが、外交上のやり取りの一つ一つにコメントすることは差し控えたい」と語っています。
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