沖縄社交街にノーマスクの米兵らが闊歩 「外出禁止の話知らない」
(last modified Sun, 26 Dec 2021 11:12:03 GMT )
12月 26, 2021 20:12 Asia/Tokyo
  • 沖縄社交街にノーマスクの米兵らが闊歩
    沖縄社交街にノーマスクの米兵らが闊歩

米軍キャンプ・ハンセンのメインゲート正面にある沖縄県金武町の社交街では25日夜、バーやクラブの音楽が響く中、複数の米軍関係者が通りを歩き、店内で飲食する姿が見られました。

沖縄タイムスによりますと、この中にはマスクを着けていない人や、路上で大声を出して騒ぐグループもいました。

キャンプ・ハンセン所属の21歳男性はマスクをせずに、「陽性が出た隊員はしっかり隔離されているから、他の隊員は安全だと思う。マスクを着けて感染には気を付けている」とした。キャンプ瑞慶覧から訪れた海兵隊員は米兵の逮捕に「知らなかった。ひどい話で、あってはならない」と答えました。

バー従業員の男性によると、キャンプ・ハンセンでの大規模クラスター発覚後、米軍客がかなり減ったということで、「感染の不安は大きいが、生活のために営業を続けないと」と板挟みの状況を吐露し、「米軍は真剣に対応を考えないといけない」と静かに語りました。

交通誘導をしていた大城勝さんは、クリスマスイブの24日はバーやクラブで軍人らが盛り上がっていたと話し、「軍人であっても日本にいるのだから、同じように対策を取るべきだ」と怒りを見せました。

25日に米兵が逮捕された那覇市松山でも同日夜、マスクを外した米軍関係者が盛んに行き交い、Yナンバー車が断続的に走っていました。

キャンプ瑞慶覧から来た24歳男性は「外出禁止という話は知らない。覚えておくよ」と言葉少なに話し、立ち去りました。客引きの男性は「土日はクラブ目当ての米兵がよく来る。キャンプ・ハンセンのクラスター後は少し減ったが、今でも一晩に30人くらいは見掛けるよ」と話しました。

 

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