沖縄・うるま市の米軍汚水問題、国・県・米軍いずれの調査でも基準値大幅超
12月 28, 2021 18:02 Asia/Tokyo
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沖縄・うるま市の米軍汚水問題、
今年6月に沖縄県うるま市の米軍施設から有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)を含む汚水が漏出した事故に関して、国、県、米軍がそれぞれ別に実施した調査で、いずれも国の基準値を大幅に上回っていたことが明らかになりました。
これは沖縄県が28日火曜、発表したことで明らかになったものです。
沖縄タイムスによりますと、調査はいずれも同施設の貯水槽から水を採取して行われました。それによると、1リットル当たりのPFOSとPFOAの合計値は国の調査で8万7千ナノグラム、県の調査で8万3千ナノグラム、米軍の調査で7万5千ナノグラムでした。いずれも国の暫定指針値(50ナノグラム)を大幅に上回っています。
NHKによりますと、沖縄県は、国や米軍に対し、汚水を早期に処理することや、処理が行われるまでの間に再び漏れ出すことのないよう、適切な保管を求めることにしています。
一方、事故のあと、県が周辺の川や水路、合わせて5か所を調べましたが、いずれの地点も、指針値を超える濃度の有機フッ素化合物は検出されていません。県は、大雨によって、有害物質がすでに流されていた可能性があるとみています。
沖縄県の玉城デニー知事は、「今回の分析結果は、日米両政府が合意した後に公表することとされていたことから、きょうの公表となった。県は、この間、分析結果の速やかな公表を幾度となく政府に対して申し入れしてきたが、今後、同様の事例が生じた際には、分析結果を速やかに公表するよう申し入れる」とコメントしています。
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