日本で、Uターンラッシュがピークを迎える
日本で、年末年始をふるさとや行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュがピークを迎えています。
NHKが3日月曜、報じたところによりますと、新幹線のホームでは例年ほどの混雑ではないものの、久しぶりに帰省した家族連れの姿が見られました。
JR各社の報告では、新幹線の上りの自由席の乗車率は、日本時間の同日午前中は、上越新幹線の一部の列車で100%となったものの、目立った混雑はなく、午後は、東海道新幹線の上りで指定席がほぼ満席となっているほか東北新幹線などでも混雑が予想されるということです。
一方、空の便は各地から羽田や大阪に向かう便の予約率が90%を超えるなど終日、ほぼ満席になっているということです。
高速道路は、午前中は激しい渋滞のところはないものの次第に交通量が増えているところがあります。日本道路交通情報センターによりますと、日本時間の3日午前11時現在、名神高速道路の上り線が滋賀県の蝉丸トンネル付近を先頭に11キロ、東京湾アクアラインの下り線が千葉県の木更津金田インターチェンジ付近を先頭に11キロの渋滞で、午後は東京などに向かう上り線を中心に渋滞が予想されています。
東名高速道路では神奈川県の綾瀬スマートインターチェンジ付近を先頭におよそ30キロ、東北自動車道では埼玉県の加須インターチェンジ付近を先頭におよそ25キロ、関越自動車道が埼玉県の高坂サービスエリア付近を先頭におよそ25キロなどと予想されています。
一方、北海道と東北では雪の影響で通行止めとなっている区間があり北陸や長野県でも冬用タイヤの装着が必要となっている区間があります。
なお、気象庁は4日にかけて北日本や東日本の日本海側では雪が降り続く見込みだとし、最新の情報に注意するよう呼びかけています。