原爆という負の遺産の中で、日米が関係推進の努力
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日本とアメリカは、原爆投下から70年の間、関係を推進してきました。この関係は多くの人がありえないと考えています。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
May 26, 2016 00:55 Asia/Tokyo
  • 原爆という負の遺産の中で、日米が関係推進の努力

日本とアメリカは、原爆投下から70年の間、関係を推進してきました。この関係は多くの人がありえないと考えています。

フランス通信は東京からの報告の中で、アメリカと日本は第2次世界大戦で4年間、残酷で激しい戦闘を繰り広げ、それは1945年8月、広島と長崎への原爆投下によりピークに達した、としています。しかしながら、このような前例のない殺戮、流血にもかかわらず、激しく敵対していた両国は現在、最高の同盟国となっています。

オバマ大統領は日本訪問で、被爆地の広島を訪れる初のアメリカ現職大統領となります。

オバマ大統領の日本訪問の一方で、これまで回答が得られなかった多くの問いが提示されています。それは、原爆は民間人を標的にしたことから戦争犯罪となるのか、また戦闘が早い段階で終結したことで、多くの命が救われたのか、といったものです。

一方で、日本人のアメリカに対する敵対は、時代の経過と共に薄れているように見えます。広島の被爆者の一人、ふじむら・としきさんは、アメリカの当時のトルーマン大統領が原爆を投下したとし、「アメリカ人に対して憎しみの気持ちはない」と述べています。

日米の現在の関係の推移は、原爆投下後に始まりました。日本の敗戦を受けたアメリカのマッカーサ元帥による日本の7年間の支配で、アメリカは日本に憲法を押し付けました。しかしながらこれは、女性の参政権など多くの恒久的な社会的変化をもたらしました。

子供の頃、アメリカの空襲を経験した日本のジャーナリスト、松尾文夫さんは、「私は日本の占領は実際、前例のない、あるいはどの国にも類似した例のない占領だったと考えている」と語っています。

長崎の被爆者、たなか・てるみさんは、「オバマ大統領の訪問で何よりも重要なのは、彼がこの問題を理解し、もし心から後悔し、核兵器廃絶に向けて何をすべきかを理解するなら、謝罪の必要はない」と述べています。

日本外務省の関係者は、記者団に対し、「オバマ大統領の訪問の重要性は、核兵器を使用した世界で唯一の国であるアメリカと、核兵器による攻撃を受けた世界で唯一の国である日本が、核兵器のない世界の実現に向けた真剣な意志を表明することにある」と述べました。

しかしながら、これにもかかわらず、両国の間では今も時々緊張が発生しています。

最大の危機は、1960年の日米安保条約の見直しに対する大規模なデモの発生で、当時のアメリカのアイゼンハワー大統領の日本訪問計画に影響を及ぼしました。

先週には沖縄で、日本人女性の遺棄事件の容疑者としてアメリカ軍の関係者が逮捕されました。安倍首相は伊勢志摩サミットの傍らでのオバマ大統領との会談で、この問題を提示するよう圧力をかけられており、これに関して、「この問題について大きな不快感を持っている」と語りました。安倍首相はこれに関して、「両国の関係者はどのように緊張を緩和し、この問題の肯定的な解決方法についてよく考えている」と述べています。