気象庁が秋田県沿岸に竜巻注意情報を発表

気象庁が、秋田市で竜巻などの突風が発生したとみられるとして、秋田県沿岸に「竜巻注意情報」を発表しました。

NHKが秋田地方気象台の発表として報じたところによりますと、日本時間の20日木曜正午ごろ、秋田市消防本部から「秋田市浜田で突風により小屋1棟の屋根が飛ばされた」との通報が警察に寄せられ、市を通じて気象台に連絡があったということです。

20日午前の段階で秋田県付近には低気圧があり、湿った空気が流れ込んでいる影響で大気の状態が不安定になっているということです。

このため秋田地方気象台は同日午後0時21分、秋田県沿岸で「竜巻などの激しい突風が発生したとみられる」と発表しました。

警察によりますとこれまでにけが人の情報は入っていないということです。

気象庁は、秋田県沿岸をはじめとする東北の日本海側や新潟県、それに北陸を中心に20日は大気の不安定な状態が続く見通しだとし、落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意するよう呼びかけています。

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