日本厚労相、「米3社の新型コロナの飲み薬が順次納入の見通し」
2月 22, 2022 15:49 Asia/Tokyo
日本の後藤厚生労働相が、アメリカの3社による新型コロナ用飲み薬が順次納入される見通しを明らかにしました。
NHKが22日火曜、報じたところによりますと、新型コロナの飲み薬について後藤厚労相は記者会見で、アメリカの製薬大手メルクが開発した新型コロナの飲み薬「ラゲブリオ」について、年度内に供給を受けることで合意した80万人分のうち、これまでに35万人分が、月内に14万人分が追加で納入され、今月末までに合わせて49万人分が納入されるという見通しを示しています。
また、アメリカの製薬大手ファイザーの飲み薬「パキロビッドパック」については、これまでに4万人分が、月内に8万5000人分が追加で納入され、今月末までに合わせて12万5000人分が納入されるという見通しを示しました。
さらに、イギリスの製薬大手グラクソ・スミスクラインの点滴薬「ソトロビマブ」は、今月上旬までに9万人分が納入されていて、来月上旬に納入予定だった8万人分が、今週中に前倒しで納入されることになったということです。
後藤厚労相はまた「いま医療現場で必要だと思われた場合に、手に入らない、届いていないことで投与が妨げられることはないと認識している。政府としても治療薬の確保や供給に、引き続き最大限努力していく」とコメントしました。