大阪府で、「ステルス・オミクロン株」13人感染確認 一部は市中感染の可能性も
2月 23, 2022 19:36 Asia/Tokyo
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大阪府の吉村知事
大阪府は、新型コロナウイルス・オミクロン株の変異種「BA.2」(通称:ステルス・オミクロン株)への感染が、昨年12月以降13人から確認されたと発表しました。
NHKによりますと、大阪府の吉村知事は22日火曜の記者会見で、府内の患者3000人あまりを対象に行ったゲノム解析の結果、昨年12月から今月21日までに合わせて13人がオミクロン株の変異種「BA.2」に感染していたことが判明したと発表しました。
このうち今月16~18日の間に確認された3人は、海外渡航歴がなく感染経路が不明で、市中感染の可能性があるということです。
産経新聞によると、府内でこれまでに確認されたオミクロン株感染3169件のうち、BA.2への感染事例は13件で、割合としては0・4%となります。
吉村氏は今春に人の移動が増えることを警戒し、「まだ数は少ないにしても市中感染がさらに広がる可能性は高い。新たなリスクとして認識する必要があり、危機感を持っている」と述べました。
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