コロナ病床使用率、22都府県で5割超
2月 24, 2022 21:22 Asia/Tokyo
新型コロナウイルス患者の病床使用率が、22都府県で5割を超えていることが内閣官房の調査で明らかになりました。
NHKによりますと、新型コロナ患者の病床使用率は今月21日時点で全国22都府県で50%を超えました。これは、政府の分科会が定めた5段階の目安で2番目に深刻な「対策を強化すべきレベル」にあたります。
都府県別にみると、福岡県が84%で最も高く、次いで大阪81%、兵庫76%、京都72%、神奈川71%、滋賀71%、奈良71%などとなっています。
厚生労働省によると、高齢の感染入院者が増えているのが病床使用率の上昇の原因とされ、東京都では今月16日の時点でコロナ入院患者の70%が60代以上だったということです。
同省は病床確保のために、症状が落ち着いた患者のために新たに病床を確保した医療機関に対して1床あたり450万円を支給するなど対策を進めています。
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