東日本大震災から11年が経過
3月 12, 2022 16:49 Asia/Tokyo
日本では11日金曜、2011年に発生した東日本大震災および、福島大1原子力発電所事故の11周年記念日を迎えました。
この日にちなんで、日本全国各地で犠牲者を追悼する式典や記憶を伝える行事が行われました。
岸田首相は、3月11日に被災地を訪問した初の首相として、福島県の式典で黙祷をささげました。
また追悼の辞において、原子力災害からの復興について、「中長期的な対応が必要」とし、「国が前面に立って、帰還に向けた生活環境の整備や産業・生業の再生支援を進める。福島の本格的な復興・再生、東北の復興に、全力を尽くす」と述べています。
この震災で事故を起こした東京電力福島第一原子力発電所では、小早川智明 社長などおよそ100人が集まって、地震発生時刻の午後2時46分に1分間の黙とうを行いました。
また東北を拠点とするプロ野球の楽天は、遠征先の静岡市でDeNAとのオープン戦に臨み、午後1時からの試合の前に両チームの選手たちがそれぞれのベンチの前に整列し、半旗が掲げられたバックスクリーンに向かって1分間、黙とうし、震災の犠牲者を悼みました。
日本時間の2011年3月11日午後2時46分ごろ、三陸沖約130km付近、深さ24kmを震源とするマグニチュード9.0の極めて強い地震が発生しました。
マグニチュード9.0の地震は日本の観測史上最大で、1900年以降世界でも4番目の規模の地震となっています。
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